発光ダイオードと呼ばれているLEDは一般的な照明よりも優れた性能を持っており、店舗やオフィスなど様々な場所で活用されています。LEDの照明に取り替える際は専門的な工事が必要となり、LED照明の取り付け工事は蛍光灯を取り替えるだけの単純作業とは異なります。
安定器の撤去が必要
安定器は蛍光灯の点灯になくてはならないパーツであり、安定器は蛍光灯の放電始動のサポートを行い、放電を維持する役割を持っています。LED照明の場合は安定器の必要がありませんので、蛍光灯からLEDに取り替える場合は、既存の安定器を取り外す必要があります。
最近では安定器を取り外さなくても使用出来るLEDランプもありますが、蛍光灯の安定器はLEDを発光させるための設計ではないので、安定器を取り外さないでLEDランプを取り付けるとトラブルが発生する場合があります。
バイパス工事について
LED照明に取り替えるためには安定器の取り外しが必要になり、安定器を取り外す工事をバイパス工事と呼びます。バイパス工事にはLEDランプによって工事方法が異なり、バイパス工事には片側給電方式と両側給電方式があります。
片側給電方式とはLEDランプの片側のピンにプラスとマイナスの電圧を与える方式であり、LEDランプと器具の向きを同じ方向で設置させる事で点灯します。片側給電方式は工事内容が比較的容易になっていますので、作業時間が短いというメリットがあります。
両側給電方式とはLEDランプの両側のピンにプラスとマイナスの電圧を与える方式であり、両方のピンに電圧を与えるのでLEDランプの向きと器具の向きに関係なく点灯します。片側給電方式よりも工事内容が複雑で手間は掛かりますが、ランプと器具の向きを気にする必要がないメリットがあります。
東京にあるソーシャルプルーフでは、LED設備の製造や販売、商品の提案や取り付け工事までを一貫して行っております。LEDの導入に掛かる費用や相場が分からない方には、お見積もりとコンサルティングも行っておりますので、LEDの導入を検討されている方はお気軽にご相談下さい。